和尚の野沢菜
長野県の名物、「野沢菜漬」
寒さ⛄が厳しくなるこれからが漬け込みの最盛期を迎えるそうです。
雪深い⛄信州は、冬は畑の作物が全く採れません☹️
青々とした葉物野菜が食べられないため、秋になるとどの家でも「漬物」🚩
を沢山漬け込んで長い冬に備えました😊
特に有名なのが、野沢温泉周辺が発祥と言われる「野沢菜漬」。
太い茎の瑞々しさ、
大きな葉の柔らかさ
シャキシャキした食感が素朴な美味しさです🙂
言い伝えでは、今から270年ほど前、「健命寺」(けんめいじ)
というお寺の和尚が旅に出て
京都や大阪付近の名産だった「天王寺(てんのうじ)かぶ」という
「かぶの種」を持ち帰りました🏃
畑に蒔いてみたところ、背丈が1mにもなる、
驚くほど大きな葉っぱが育ったそうです☘️
野沢温泉村周辺は標高600m近い高地⛰️
気候の違いで突然変異が起こったと考えられています😊
霜が降りると、一段と柔らかさが増す野沢菜🙂
初雪の頃から一斉に収穫が始まります。
一昔前は、温泉地の恵み、豊富なお湯♨️を使って
村のあちこちで泥を洗い流す作業が行われました。
大きな樽に漬けられて、2、3週間😊
年末年始の頃が、ちょうど食べ頃になるそうです🙂
長野県は長寿の県としても有名ですが、その理由として、この「野沢菜漬」の
「乳酸菌」が以前から注目されています✨
野沢菜が乳酸発酵する過程で発生する独特の「酸味」。
これは強い力を持つ植物性乳酸菌、「ラブレ菌」ということが分かっています。
多くの家庭で昔から自家製の漬物を作って来た長野県🗾
この習慣が「腸内環境」を守って来たと考える研究者も多いそうです😊
「野沢菜漬」は「葉っぱ」だけを食べる漬物ですが、
もともとは「カブ」🙂
小さな実の部分は捨てられることが多かったようですが、
今では「おやき」の具などに使われることもあるそうです🙂✨
「信州の旅」の機会には、ぜひ両方で味わってみて下さい。
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パーソナリティー 秋本 和美
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