チーズ
チーズは、
牛乳などを原料に発酵、熟成させた乳製品です。
100グラムのチーズを作るのに、
およそ10倍の牛乳が使われるといわれ、栄養素がギュッと凝縮されています![]()
含まれる栄養素は種類によってやや異なりますが、
基本的に、カルシウム、タンパク質、脂質、ビタミンA、ビタミンE、
グルタミン酸、乳酸菌などが多く含まれています![]()
このうちカルシウムは、骨を丈夫にするのに欠かせない栄養素ですが、
牛乳と同じように体内への吸収率が高く
、
骨や歯に利用されやすいという特徴があります![]()
タンパク質は、消化・吸収率が牛乳よりも優れているといわれています。
うまみ成分であるグルタミン酸は、熟成させる間に増えて、
チーズの種類によっては、昆布のダシと同じぐらいの量のグルタミン酸が含まれるそうです![]()
牛乳と異なる点として、乳糖が分解されていることが挙げられます。
乳糖は、牛乳などに含まれる糖質で、「ラクトース」とも呼ばれています。
この乳糖を体内でうまく分解できない「乳糖不耐症(ふたいしょう)」の人は、
牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロしてたり、張ったりしてしまいますが、
チーズは乳糖が分解されていますので、その点、心配がありません![]()
そんなチーズは、実にさまざまな種類があります。
大きくは、自然のままの「ナチュラルチーズ」と、
ナチュラルチーズを細かく刻んで、
加熱処理などを施した「プロセスチーズ」に分類されます。
ナチュラルチーズには、モツァレラ、カマンベール、パルミジャーノなど、
プロセスチーズには、スライスタイプや三角形のタイプなどがあります。
プロセスチーズは、加熱処理されているため、保存性が高いというメリットがあります![]()
それぞれ色や形、風味、食感などが異なりますので、
いろいろ試して好みのタイプを見つけてみましょう![]()
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ただ、
いずれもビタミンや食物繊維などは多くありませんので、
ほかの食材と合わせて料理に取り入れたり、
野菜や果物、ナッツなどと一緒に食べることをおすすめします![]()
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※この内容は2021年1月に放送されたものです
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アルプモーニングスマイル![]()
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
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