クレソン
お肉料理の付け合わせとしてよく使われるクレソンは、
鮮やかで丸みを帯びた葉っぱとすがすがしい香り、
そしてピリッとした辛みが特徴の緑黄色野菜です![]()
ヨーロッパ原産で、日本に伝わったのは明治のはじめ頃。
「クレソン」はフランス語で、英語では「ウォータークレス」、
和名は「オランダガラシ」と言います。
水辺を好み、繁殖力が高く、
国内では各地の河川敷
や小川
などに群生しています。
市場に出回っているのはほとんどが栽培されたもので、
主な産地は山梨県、栃木県、群馬県などです。
旬は3月から5月にかけてですが、店頭では通年販売されています![]()
栄養面では、
カルシウム、カリウム、ビタミンA、
ビタミンC、鉄分、リンなどを豊富に含んでいます![]()
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特有の辛みは「シニグリン」という成分によるものです。
シニグリンは、大根やわさびなどにも含まれる抗酸化成分で、
消化促進、殺菌、利尿、口臭予防などの効果が期待できるといわれています![]()
肉料理によく添えられるのは、消化促進の効果があるからで、
油っこさを和らげてくれます![]()
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クレソンを選ぶときは、
葉は大きく濃い緑色で、先端までみずみずしく、
葉と葉の間が詰まっているものを選びましょう![]()
また、香りが強いほうが、新鮮で栄養価が高いと言われています![]()
食べ方は、栄養素を余すことなく摂取するなら、
そのまま付け合わせやサラダにするのがおすすめです![]()
ソテーやスープなど洋食はもちろん、お浸しや和え物、
天ぷら、みそ汁など和食にも合います![]()
加熱すると栄養が損なわれてしまいますので、
炒めたりゆでたりするときは、軽く火を通す程度にしましょう![]()
保存するときは、
水で湿らせたキッチンペーパーなどで包んでビニール袋に入れるか、
水を入れたコップに茎をさして、
ビニール袋をかぶせて、冷蔵庫で保存してください![]()
コップに入れた場合は、毎日水を取り替えて、
葉についた水分をふき取ると長持ちします![]()
栄養たっぷりで独特のおいしさが楽しめるクレソン![]()
さまざまな料理で楽しんでみてはいかがでしょうか![]()
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※この内容は2020年3月に放送されたものです
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アルプモーニングスマイル![]()
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
MROラジオ・KNBラジオで放送中!
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