栄養バランスのよい献立の立て方

 

献立の立て方には、いろいろな方法があります

 

まず、和食の献立の基本とされるのが

「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」です。

一汁三菜というのは、ご飯など主食に加えて、みそ汁などの汁物

それから、肉や魚、卵、大豆製品などをメインにした主菜一品

そして、野菜やキノコ、海藻類などを使った副菜二品構成される献立です。

 

主食でエネルギー源である炭水化物を取り、

主菜でタンパク質、副菜でビタミンミネラルを取り、

これらで足りない栄養素を汁物で補います。

 

具体的には、

ご飯とみそ汁、焼き魚におひたしにかぼちゃの煮物といった、

いわゆる和食の献立になります

 

次は、「食材の色」による献立の立て方です

彩りがきれいだと食欲をそそられますが、

たくさんの色の食材がそろうと栄養バランスもよくなるといわれています

 

日々の食事に取り入れたい食材の色は、黄色、黒です。

白は、例えば、ご飯パン、牛乳などで、エネルギー源になります。

赤は、赤身の魚、トマト、ニンジンなど、

黄色は、卵、納豆、チーズなどで、どちらもたんぱく源になります。

緑は、野菜果物、黒は、海藻類、キノコなどで、

これらでビタミン、ミネラルを取ります

 

最後にご紹介するのは、「6つの基礎食品群」です。

これは、食材を栄養素ごとに6つに分類したもので、

それぞれの食品群からまんべんなく日々の食事に取り入れると、

栄養バランスのいい食事をすることができるといわれています

 

具体的には、

群は、肉、魚、卵、大豆製品などで、たんぱく源になります。

群は、牛乳、小魚、海藻などで、主にミネラルを補給します。

群は、緑黄色野菜で、カロテンの供給源となり、

群は、その他の野菜や果物で、ビタミン、ミネラルを摂取します。

群は、米、パン、麺類など、

群は、油やバターなどの油脂類で、どちらもエネルギー源になります。

 

このように献立の立て方にはいろいろあります

ご自分に合った方法で、栄養バランスのよい献立を考えてみてください

 

※この内容は2021年7月に放送されたものです

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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
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