花粉症
月も変わって、弥生3月に入りました![]()
本格的な春到来
も待ち遠しい今日この頃ですが、
逆にこの時期、あまり歓迎できないのが「花粉症」ですよね![]()
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環境省が作成した「環境保健マニュアル」によると
日本で最も多い花粉症は、地域差はあるものの、
ちょうどこの時期に見られる「スギ花粉」による花粉症です。
個人に与える影響はもちろん、社会的損失も大きな疾患として、
発生源対策や花粉観測体制の整備、治療法の開発、発症の仕組みに関する研究が、
関係省庁によって行われているそうです。
体内に侵入した「花粉」を異物と認識し、抗体を作って再度侵入した場合に
排除する正常な免疫反応がなんらかのきっかけで過剰になってしまった
アレルギー症状が「花粉症」です。
この「花粉症」は1960年代の「ブタクサ」の報告以降年々増え続けています。
主な症状は、アレルギー性鼻炎や目のかゆみ、
流涙などのアレルギー性結膜炎ですが、
まれにあるのが喘息やアトピー性皮膚炎です。
実は「花粉症」は、農家の人がハウス内での受粉作業で受ける特殊なものも含めると、
報告されているものだけでも50種類以上あるそうです![]()
基本的な原因については、
スギ、ヒノキなどの樹木と考えてよさそうですが、
イネ科、キク科、アサ科など草によるものなど、実に様々です。
そこで季節性からを推測したり、
検査による特定で、より具体的な対策を取ることが大切です![]()
日頃から、花粉の飛散予測情報などチェックして、
特に花粉が多く飛散する昼前後
と夕方の外出に注意を払い、
マスク、眼鏡、花粉が付着しにくい服、
手洗い、洗顔、室内の掃除、換気を意識しましょう![]()
また免疫の落ちる飲酒喫煙などを避け、
規則正しい生活で、花粉の季節を乗り切りましょう![]()
なお検査や治療は、
耳鼻咽喉科、眼科、アレルギー科など専門の医療機関、
地域によっては内科・小児科でも受けられますので、
生活や体への支障が大きい方は、早めの対処をお勧めします。
※この内容は2022年3月に放送されたものです
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アルプモーニングスマイル![]()
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
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