糖質

 

糖質とは、炭水化物から食物繊維を除いたもので、

私たちの体のエネルギー源になる栄養素です。

 

化学構造の違いによって、単糖類、二糖類、多糖類に分けられ、

単糖類にはブドウ糖や果物に多く含まれる果糖など、

二糖類には砂糖の主成分であるショ糖麦芽糖など、

多糖類にはデンプンなどが含まれます。

 

砂糖をはじめとした甘いものだけでなく、

ご飯パンイモなども糖質の仲間です

 

炭水化物のうち、

食物繊維は私たちの体の中では消化できないため、

そのまま大腸に運ばれて排出されてしまいますが、

糖質は体内で分解されてブドウ糖の形になり、小腸で吸収されます。

 

吸収されたブドウ糖の一部は、肝臓に送られて蓄えられ、

それ以外は血液に乗って全身に送られます

 

そして、筋肉でエネルギー源として使われたり、

筋肉脂肪組織に蓄えられたりします。

 

糖質によるエネルギーは、

脂質などに比べて分解、吸収が速く

即効性が高いのが特徴です

 

そのため、ウオーキングやマラソンなど長時間の運動には、

主に脂質からのエネルギーが使われますが、

 

短距離走のように短時間の激しい運動には、

糖質からのエネルギーが使われます

 

また、脳では血液中の糖質が主なエネルギー源になるため、

糖質をきちんと摂らないと脳は働きません

 

このように

糖質は私たちの体に欠かせない栄養素ですが、

摂りすぎても控えすぎてもよくありません

 

摂りすぎると、エネルギーとして使われずに余ってしまい、

中性脂肪が蓄積して肥満になったり、

ブドウ糖が増えて食後の血糖値が上がったりします。

 

反対に、控えすぎると、栄養不足に陥ったり、

筋力が低下したりすることがあります

 

最近、糖質制限糖質オフといった言葉を

よく耳にするようになり、

糖質制限によるダイエットなども注目されていますが、

糖質制限は本来、糖尿病や肥満の治療のために

医師の指導のもとで行うものです。

 

極端に制限すると、体に不調が出ることもありますので、

糖質の特徴や働きを正しく理解したうえで、

適切に摂取することが大切です

 

※この内容は2020年2月に放送されたものです

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痛風

 

痛風は、尿酸が関節や腎臓の中にたまり、

それが結晶となって留まることで、

関節に激しい痛みが生じる病気です。

 

尿酸は、プリン体が分解されてできる老廃物です

 

プリン体は、プリン体を多く含む食べ物を摂り過ぎたり

激しい運動をしたりすることで、

体の中に少しずつたまっていき、分解されると尿酸になります。

 

体内の尿酸の量はほぼ一定に保たれていて、

一日に作られた尿酸とほぼ同じ量が毎日排せつされています。

 

ところが、何らかの原因で尿酸の量が増えると、高尿酸血症になります。

そうすると、たまった尿酸が結晶となって、痛風を発症します

 

痛風になると、突然、

足の親指の付け根が赤く腫れて痛くなる発作が起こります

 

この痛みは「風が吹いても痛い」というほどの激痛で、

病名の由来になったといわれています。

通常、24時間以内に痛みのピークを迎え、

その後1~2週間で自然に消えていきます。

 

そのまま放置すると、

手足の関節などに尿酸塩の結晶ができてコブのように腫れる

痛風結節(けっせつ)」ができることがあります。

 

また、尿酸塩が腎臓にたまると腎機能が低下したり、

尿酸値が高くなると尿路結石ができることもあります。

 

痛風は30代から50代の男性に多く見られます。

特に肥満体質の人食べ過ぎ飲み過ぎの人ストレスが多い人

激しい運動をしている人などに起こりやすいといわれています。

 

遺伝的な影響は大きくはないものの、

痛風の親を持つ子どもは痛風になりやすい傾向があるそうです

 

治療は、発作が起きたときは鎮痛薬を使って痛みを抑え、

発作が収まったら血中の尿酸値を下げるを服用します

 

あわせて、

食生活運動など生活習慣を改善していきます。

 

食事面では、

プリン体の多い食べ物を控えるようにしましょう。

プリン体は、

エビイワシカツオ節レバー白子などに多く含まれています。

 

お酒の飲み過ぎもよくありません

1合程度の適量を守りましょう

 

運動は、ウオーキング軽いジョギングなどゆるやかな運動がおすすめです

 

※この内容は2020年1月に放送されたものです

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ゆず

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします

 

今日は「ゆず」についてのお話です。

 

ゆずは、おせち料理の定番 紅白なますの香り付けに用いたり、

中身をくり抜いてとして使ったり、皮を汁ものに添えたり、

みそと合わせてゆず味噌にしたり、

日本料理の風味付けや薬味として重宝されている食材です

 

中国が原産といわれていますが、

日本は世界で最大の生産量、消費量を誇ります

 

大きく分けて、

緑色をした成熟前の「青ゆず」と熟して黄色くなった「黄ゆず」があり、

青ゆずはゆず胡椒の材料として、

黄ゆずは先ほどご紹介したようなさまざまな料理に用いられます。

 

柑橘類の中では寒さに強いため、

本州から九州の広い範囲で生産されていますが、

主な産地は高知県徳島県です

 

北陸でも栽培されていて、富山県砺波市の庄川地区では「庄川ゆず」、

石川県能美市の国造(こくぞう)地区では「国造ゆず」、

金沢市の湯涌温泉にほど近い浅川地区では

金沢ゆず」が作られています

 

そんなゆずは、体にうれしい栄養素をたくさん含む食材でもあります

まず、ほかの柑橘類と同じように、ビタミンCがたっぷりです。

ビタミンCは、免疫力を高めて風邪を予防したり、

コラーゲンを合成したりする働きがあります。

ビタミンEも多く含まれ、血行をよくする効果が期待できます。

酸味はクエン酸によるもので、

クエン酸は疲労回復や食欲増進効果があるといわれています

 

皮の部分には、リモネンなどの精油成分が含まれています

リモネンは、さわやかな香りによるリラックス効果に加えて、

血行を促進したり、神経の興奮を静めたりする作用があります

 

冬至にゆず湯に入る習慣がありますが、

風邪の予防や血行の促進、リラックスなどの効果が得られて、

冬にぴったりのお風呂といえます

 

さまざまな形で楽しめるゆずですが、あまり日持ちはしません

さらに、皮を削るとそこから傷み始めるため、

早めに使い切ることが大切です

 

冷凍したり、乾燥させたりして保存することもできますので、

うまく使い切って、丸ごと楽しみましょう

 

※この内容は2020年1月に放送されたものです

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かかとの乾燥とひび割れ対策

 

寒さが厳しくなると、

かかとの乾燥ひび割れ

悩まされる人が多いのではないでしょうか。

 

ガサガサとした肌の状態が目立つだけでなく、

悪化すると痛みを感じるようになったり、出血したり

女性の場合はストッキングに引っ掛かって伝線してしまうなど、

さまざまなトラブルが起きます

 

このようになる原因は、まず乾燥です。

かかとは、汗を分泌する汗腺はありますが、

皮脂を分泌する皮脂腺がないため、

体の中でも特に乾燥しやすい場所です

 

特に空気が乾燥する冬場は、

水分油分が不足して乾燥しやすくなります

 

また、冷えによって血行が悪くなることも原因の一つです。

血行が滞ると、肌のターンオーバーがスムーズにいかず、

古い角質がたまりやすくなります

 

そうすると、角質が厚くなって、弾力が低下し、

ひび割れを起こしやすくなるのです

 

さらに、体重や靴による刺激が原因になることもあります。

立っているとき、かかとには体重の重みによって

常に負担がかかりますし、

サイズの合わない靴を履いていると、靴の中で摩擦が起きます。

 

そうすると、かかとの角質が厚くなり、

乾燥したひび割れしたりしやすくなるそうです

 

対策としては、

まず、こまめに保湿することが大切です

 

蒸しタオルで温めたりお風呂に入ったりして、

かかとをしっかり温めたあと、

保湿力の高い尿素入りのクリームを塗ってケアしましょう

 

やすりなどでかかとを削って、古い角質を除去する方法もありますが、

必要以上に削ると、皮膚を痛めたり

さらに角質が硬くなることがありますので、

やり過ぎないように注意してください

 

かかとが痛い、出血するなど、症状が重い場合は、

皮膚科を受診しましょう

 

普段の生活での注意点としては、靴下を履くことが大切です。

温かい部屋だからといって素足で過ごしていると、

どうしても乾燥しやすくなります。

 

靴下を履くことで、肌への刺激を少なくしたり、

冷えを防いで血行を促したりという効果も期待できます

 

※この内容は2019年12月に放送されたものです

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