熱中症

6月11日「傘の日」でした

「傘の日」は、6月11日が雑節の一つ「入梅」になることが多いということで、

「日本洋傘振興協議」によって1989年に制定された日です。

北陸の梅雨シーズンにおいて、傘はマストアイテムですね

 

 

この頃は、気温も変化しがちな時期ではあるのですが、

気圧の変化も激しいタイミングは、晴れた日はより蒸し暑く

雨が降ればより冷えこむといった、不安定ぶりから体調も崩れがちです

 

 

そこから心配されるリスクの一つに、「熱中症」も含まれるわけですが

「喉が渇きやすい真夏日のみ」と捉えられがちな「熱中症」については、

高温多湿な日々に、体が馴染めていないほど、注意が必要なのだそうです

というのも、本来、私たちの体自体は、常に汗をかくことで体の中の熱を放出し、

体温を一定に保とうとしてくれます

 

 

汗をかきすぎると、水分や塩分が不足しやすくなるので、

補給を怠ることで脱水状態となって、「めまい」などの症状が起こってしまう。

そして「熱中症」の初期症状に繋がるというのが一連の流れです

 

 

例え気温が高いにしても、湿度の高ければ、脱水症状にはなりにくいのではないか、

対策にはまだ早い、と思いがちなのですが…ここが、落とし穴です

気温が極端に高くない日、湿度が高い室内では、体に溜まった余計な熱

を逃がすことが難しくなることで、「熱中症」に繋がってしまうのだとか

 

 

どんな状況においても「熱中症予防」を心がけておくとよいでしょう

喉が渇く前のこまめな水分補給補給した水分を汗として放出する手段として

お風呂時間は湯船にじっくり浸かることを常に意識しましょう

 

 

また、空気環境を整えるには、エアコンや扇風機

そのほかの専用機器にも頼るのも、大事です

節電の風潮や、電気料金高騰などの事情もありますが、

こういった工夫を制限してしまった場合、

熱中症のリスクを高めてしまいますので、

暑い夏への下準備に投資する気持ちで、

しっかり、健康的な体を維持していきましょう

 

 

 

※この内容は2023年6月に放送されたものです。

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アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
MROラジオ・KNBラジオ・FBCラジオで
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蒸し料理

6月4日は「蒸し料理の日」

「蒸し料理」のつけダレとしてもお馴染みの「ぽん酢」の製造・販売を手掛ける

「株式会社Mizkan」が制定したという記念日で、日付については

「む・し」の語呂合わせにちなんでいるのだそうです

 

 

蒸し器やせいろを用い、蒸気を使って加熱調理する「蒸し料理」

揚げ物や炒め物と違い、余分な油、脂質を取らずに済んで低カロリー

そして食べやすくなった素材の栄養をもれなくたくさん、

しっかり摂れることができる、といった特色で、ヘルシー志向、ダイエット

を考える方にとってはメリット満載の調理法のひとつです

 

 

また、油を使わずに加熱する、と言う意味では、「茹でる」「煮る」といった、

調理法と変わらないようにも思われがちなのですが、

液体に浸さない「蒸した」料理には、水溶性の栄養成分が特に溶け出しにくい

という特徴、強味があるそうで、

熱に弱いとされる「ビタミンC」においては、

茹でた場合は2割ほどの減少がある一方、「蒸し料理」では、ほぼ変化がないそうです

 

 

そして、目に見える、その場で実感できるメリットも重要ですのです

まず、「蒸したて」であれば、食材の中に水分もしっかり保たれ、

その形状や彩りを、ホクホクとした食感と共に楽しむことができますよね

 

 

生の野菜と違って体を冷やすこともありませんし、

「蒸す」ことで加わった柔らかさも手伝い、量もより多く取ることができますし

かぼちゃやさつまいも、栗などは甘みまで増してくれます

 

 

また、器のまま食卓に出せば、お手軽でオシャレ、しみ出した蒸し汁もいただけますから、

様々な角度で、「蒸し料理」ならではの恩恵に預かれることでしょう

 

 

また、魚については、臭みのない白身魚なら、

しっとりと、ふっくらと仕上がって「蒸し料理」向きなのですが、

野菜も含めて、苦みや渋み、臭みのある食材は

あく抜きも兼ねる「茹で料理」がおススメです

 

 

素材の栄養を丸ごととれる蒸し料理

ポン酢やゴマダレ、ドレッシングなどでいろいろ楽しんでみてください

 

 

 

 

※この内容は2023年6月に放送されたものです。

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アセロラ

「アセロラ」の赤い果実は、直径2cmから3 cm、重さ6gから10g程度と

小粒ながらも果汁たっぷりで酸味も備え、

様々な栄養凝縮されており、あらゆる健康効果が期待できます

 

 

「アセロラ」が持つ栄養素を見てみますと、まず目を引くのは「ビタミンC」です。

「アセロラ」は、「ビタミンCの王様」と呼ばれるほど「ビタミンC」が豊富で、

紫外線から自分の身を守るために、自ら作り出した「ビタミンC」含有量は100g中に1700mg

同量のレモンと比べると、34倍にも相当するそうです

 

 

人の体内で作れない「ビタミンC」ですが、1日の推奨摂取量は、成人で100㎎

されていますので、だとすると、1粒程度で補充できてしまう計算になります

また、カリウムも比較的多めに含まれていて、

ナトリウムを体の外に排出する働きにより、高血圧予防の効果も促してくれます

 

 

また「β‐カロテン」と「ビタミンE」が多めに含まれていて、

目にいいとされる「アントシアニン」抗炎症作用を持つ「ケルセチン」などのポリフェノールとも合わせ、

高い抗酸化力で体のさび付きを防いでくれますので、病気や老化の予防美肌効果・ストレス解消など、

日常のリスクやトラブルに対し、幅広く、手厚いサポートが期待できます

 

 

さらに「葉酸」も多めとのことで、新たな血液を造る「造血のビタミン」とも言われています

これだけ栄養たっぷりですが、水分が多いのでカロリーも低い「アセロラ」は、

健康ドリンクなどで重宝されるのも納得です

 

 

 

※この内容は2023年5月に放送されたものです。

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リズムを正す正しい睡眠について

今日はリズムを正す正しい睡眠についてお話ししていきます

 

「社会的時差ボケ」(※生活の時差によって体内時計が乱れ、心身に支障を来たす、

「ソーシャル・ジェットラグ」と呼ばれるもの)

を解消したり、未然に防止するには、

平日も休日も安定的に睡眠の量と質、リズムを確保しておく必要があるそうです

 

 

ちなみに、「遅寝遅起き」生活が続く場合、

空腹中枢を刺激するホルモンが、夜中に分泌されるため、

食事のリズムが乱れて肥満リスクが高まり、

ホルモン分泌の乱れで血圧や血糖値にも悪影響が及び、

ガンのリスクも高まります。

日光から得られる神経伝達物質「セロトニン」の分泌が不足すること

でうつ病リスクも高まるとのことで、よいリズムを生むには、

まず、安定した「早寝早起き」が不可欠となります

 

 

そのうえでどうしても睡眠が浅く、夜中に何度も目覚めるなど、

「睡眠時無呼吸症候群」などの病気も疑われる場合は「質」を、

睡眠時間が足りず、慢性的に眠気を感じる場合は「量」

それぞれ改善していく必要があります

 

 

正しい生活リズムを作り出すには、まずは乱れた体内時計をリセットし、

そこから「同調因子」を刺激していくことが大事です

1日の過ごし方としては、朝、決まった時間に起床し、日光を浴びて脳の時計をリセットします

起床後は内臓時計の調整のため消化器を刺激する役割を果たす朝食を必ず取ります

 

 

日中は、夜の寝付きをよくする「副交感神経」を優位に立たせるため、

適度な運動「交感神経」を刺激しておき、

「社会的同調因子」を刺激するために

「人の顔を見て会話する」機会も積極的に取るようにします

さらに就寝1時間ほど前には、「副交感神経」

より優位に立たせるために、ぬるめのお風呂に浸かり、体温を上げるなどの

習慣づけも有効とのことです

 

 

就寝時は、明るい光スマホ画面などの強くを浴びることで、「睡眠ホルモン」である

「メラトニン」の分泌が抑制され昼同様に「交感神経」が優位に

立ってしまいますので注意しましょう

 

 

 

 

 

※この内容は2023年5月に放送されたものです。

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