カロリーダウンのコツ

 

生活習慣病の予防ダイエットなど体重管理のためには、

カロリーを抑えることがポイントの一つになります。

 

特にエネルギーのもととなるは大切な栄養素の一つですが、

少ない量でもカロリーが高いため、取り過ぎは禁物です

 

料理をするときには、食材選びや調理方法などの工夫で、

上手にカロリーダウンしたいところです

そこで、今日は「カロリーダウンのコツ」についてお伝えします

 

まず、食材の選び方です。

の場合は、脂肪分の少ない部位を選んだり脂身や皮を取り除くと、

カロリーを減らすことができます

 

の場合は、青魚は脂質が多くカロリーがやや高いため、

白身魚を選んだほうがカロリーダウンになります

 

次に、調理方法です。

ゆでる、蒸す、煮る、焼く、炒める、揚げるなど、

さまざまな調理方法がありますが、

焼く、炒める、揚げるなどは、油を使うためカロリーが高めになります。

これに対して、ゆでる、蒸すなどは、油が流れ出るため、

カロリーダウンにつながります

 

調理中のさまざまな工夫でカロリーを抑えることも可能です。

 

例えば、

煮物料理を作るときは、浮き上がってきた油を

アクと一緒にキッチンペーパーなどで取り除きましょう

 

焼いたり炒めたりするときは、

少ない油で調理できるテフロン加工などのフライパンを使い、

調理中の余分な油は、キッチンペーパーなどで吸い取るようにしましょう

魚焼きグリルで焼いて、余分な油を落とすのも良い方法です

 

揚げるときは、衣を薄くする、食材を大きめに切って油を吸収する面積を少なくする、

揚げ終わったらしっかり油を切る、といったことを心がけましょう。

油が気になる場合は、フライパンでから煎りしたパン粉をまぶして、

トースターやオーブンで焼くという方法もおすすめです

 

このほか、

ハンバーグを作るときは、

玉ねぎを電子レンジで加熱する、ひき肉の量を減らして豆腐を加える、

ポテトサラダを作るときは、

マヨネーズの量を減らしてヨーグルトを加えるなど、

 

下ごしらえ味付けなどを工夫することもカロリーダウンにつながります

 

※この内容は2020年12月に放送されたものです

=====================================
アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
MROラジオ・KNBラジオで放送中!
=====================================

痛みの伝え方

 

頭やお腹が痛くて病院に行ったとき、

自分の症状をうまく説明できず、もどかしい思いをした経験はありませんか

 

お医者さんを前に、短時間で的確に症状を伝えるのは、なかなか難しいものです

そこで、今日は「痛みの伝え方」についてご紹介します

 

痛みを伝えるときは、細かく分けて伝えるのがコツです

大きく分けてつのポイントがあります

 

つ目は、痛みが起こった時期きっかけです。

いつどうして痛みが発生したのか、まず伝えましょう

 

つ目は、痛む場所です。

痛みがあるのはどこか、1カ所なのか複数なのか、部分的なのか広範囲なのか、

痛む場所は移動したか、などをまとめてみてください

 

つ目は、痛みの強さです。

痛みは主観的なもののため、特に強さを表現するのは難しいのですが、

数値化すると伝えやすくなります

全く痛みがないときを「0」、最も痛いときを「10」として、

どのくらい痛いか表してみてください

 

つ目は、痛みの性質どんな痛みなのかということです。

「鋭い痛み」「食い込むような痛み」「重苦しい痛み」などのほか、

状態や動きなどを音で表現する「オノマトペ」を使うのもいい方法です

「ズキンズキンと脈打つ痛み」「キリキリと刺すような痛み」

「キューッと締め付けられるような痛み」など、

自分が感じる痛みに近い言葉を選びましょう

このような表現によって、

痛みの原因が筋肉なのか神経なのか、ある程度推測できるそうです

 

つ目は、痛みのパターンです。

一日中続く持続的な痛みなのか、一時的なものなのかということです。

 

つ目は、痛みの増減です。

「体を動かすと痛みが増す」「安静にしていれば痛くない」など、

どういう状況で痛みが増減するかを伝えます。

 

最後つ目は、日常生活への影響です。

痛みによって眠れない、仕事や家事ができないなど、

毎日の生活にどのような影響が出ているかも伝えましょう。

 

痛みは本人にしか分からないものです

できるだけ自分の言葉で伝えることが重要です。

そうすることが、正しい診断と適切な治療につながります

 

※この内容は2020年12月に放送されたものです

=====================================
アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
MROラジオ・KNBラジオで放送中!
=====================================

インフルエンザの種類

 

毎年、インフルエンザが流行する時期になると、

「今年は何型が流行っている」といった話を耳にすることがあるように、

インフルエンザには、さまざまな種類があります

 

インフルエンザを引き起こすインフルエンザウイルスは、

直径およそ1万分の1ミリで、形はほぼ球形をしています

 

大きく分けてA、B型、C型の3種類に分類され、大きな流行の原因となるのはA型とB型です。

A型とB型のインフルエンザウイルスの表面には、ヘマグルチニンノイラミニダーゼという

2つのタンパク質がトゲのように突き出ていて、

これらは、インフルエンザウイルスが細胞に感染し、増殖する際に重要な役割を担っています

 

A型インフルエンザウイルスには、

ヘマグルチニンが16種類、ノイラミニダーゼが9種類あり、

この組み合わせによって、全部で144種類の型に分けられます

 

この中には、よく耳にする「A香港型」なども含まれています。

このようにA型のインフルエンザウイルスは種類が多く、また、変異しやすいため、

毎年、前の年とは微妙に形を変えて、流行を引き起こします

 

また、A型は人だけでなく、

、馬などの哺乳類、カモ、ニワトリなどの鳥類に感染することがあり

鳥インフルエンザもA型インフルエンザに分類されます

 

B型インフルエンザウイルスは、

A型ほど細かい種類はなく、変異することも少なく、

毎年流行しますが、A型ほどの流行になることはほとんどありません

 

C型インフルエンザウイルスも細かい種類はなく、大流行することはほぼありません。

 

ちなみに、A型の一部の種類とB型は、同時に流行することがあります。

同じシーズンに、A型に二度かかったり、

A型とB型の両方にかかったりするのは、このためです

 

症状については、

A型は発熱などの症状がやや強く出る傾向にあり、B型は下痢などの胃腸症状が多い傾向があるとされています。

C型は、もし感染したとしても一般的な風邪との区別がつかないくらい軽いといわれています。

 

※この内容は2020年11月に放送されたものです

=====================================
アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
MROラジオ・KNBラジオで放送中!
=====================================

冷え症のタイプ

 

が深まってくると、

冷えが気になるという方が多いのではないでしょうか。

 

冷え性と一口にいっても、

体質生活習慣によって、原因や冷える場所は異なります。

 

冷え性は、大きく分けて4つのタイプに分けられます

 

1つ目は、手足が冷える「四肢(しし)末端型」です。

このタイプは、10代から20代の若い女性、特にやせ型やダイエット中の人に多く見られます。

食事の量が少ないこと運動不足などによって、体内で十分に熱を作り出すことができず

血の巡りが悪くなることが原因といわれています

 

対策としては、

食事をしっかり取ることストレッチ入浴をして血行をよくすること

体の中の熱を作り出す筋肉をつけることなどが大切です

 

2つ目は、腰から下の下半身が冷える「下半身型」です。

30代以上の男女に多く見られ、加齢による筋力の衰え血管が細くなること

長時間のデスクワークなどによって、下半身の血行が悪くなることが原因といわれています

 

このタイプは、筋力をつけることストレッチマッサージなどで下半身の血行をよくすること

デスクワークなど同じ姿勢が続くときには、

時々立ったり歩いたりして体を動かすことなどが対策になります

 

3つ目は、手足や体の表面は温かいのに内臓が冷える「内蔵型」です。

30代以上の女性に多く、生まれつきの体質ストレスによる自律神経の乱れ

冷たい食べ物や飲み物をよく取ることなどが影響すると考えられています

 

対策としては、ストレスをため込まず自律神経を整えること

冷たいものは控えて温かいものを食べることなどが挙げられます

 

4つ目は、全身が冷える「全身型」です。

常に体温が低く、一年を通して寒さを感じるタイプで、若者や高齢者に多く見られます

 

主な原因は、基礎代謝の低下といわれ、

このタイプは、バランスのよい食事適度な運動とともに、

外からも中からも体を冷やさないことが対策になります

 

このように、冷え症といってもいろいろありますので、

それぞれのタイプに合わせて対策することが重要です

 

※この内容は2020年11月に放送されたものです

=====================================
アルプモーニングスマイル
パーソナリティー 秋本 和美
毎週月曜~金曜 朝8時15分~8時20分
MROラジオ・KNBラジオで放送中!
=====================================