室内でできる有酸素運動

 

体力の維持や向上に効果的といわれる有酸素運動

 

ジョギングやウオーキングなどが代表的ですが、

雨や雪の多い季節や状況によっては、

「気軽に外で」というわけにはいきません

だからといって、室内でじっとしていると運動不足に陥りがちです。

そこでおすすめしたいのが「室内でできる有酸素運動」です

 

有酸素運動は、

しっかり呼吸して継続的に酸素を取り込みながら行う、

軽度から中程度の運動です

 

そのため、

筋肉を伸ばしたり、関節をほぐしたりするストレッチ

呼吸を意識して行えば、有酸素運動としての効果が期待できます

 

このとき大切なのは、

しっかり呼吸して、その呼吸を止めないことです

 

息を吸うときは、鼻からゆっくりと、

お腹をふくらませるようにできるだけ空気を入れて、

吐くときは、肺に残っている空気をすべて出すくらいのイメージで吐きましょう

 

ゆっくり行うスクワットも有酸素運動になります

背中をまっすぐにして、両手は前に伸ばして、

10秒ほどかけて、ゆっくりと体を下げていきましょう。

息は止めず、自然な呼吸で行います

 

室内に階段があれば、階段の上り下りもおすすめです

踏み台昇降のようなイメージで、

腕を振りながらしっかりと足を上げて

一段のぼったら一段おりる、を繰り返します

 

階段がないときは、

高さ10センチから20センチほどの

本や台で代用しても構いません。

 

室内にスペースの余裕があれば、フラフープも効果的です

一定の時間ゆっくり回すことで有酸素運動になるうえ、

お腹や腰回りの引き締めも期待できます

 

こうした室内運動は自分が無理なくできる範囲で行ってください

 

最後に、運動ではありませんが、

入浴も有酸素運動と同じような効果を得ることができます

 

ストレッチなど準備運動をしてから、

40度くらいの少しぬるめのお湯に浸かりましょう

10分浸かったら5分休憩を繰り返すうちに、

全身に血液が巡り、カロリー消費につながります

ただし、長湯は体に負担になりますので、

全体で20分くらいを目安にしてください。

 

※この内容は2019年11月に放送されたものです

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パーソナリティー 秋本 和美
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ハンドクリームの選び方と塗り方

 

空気が乾燥する季節は、手のかさつきが気になって、

ハンドクリームが手放せないという方も

少なくないのではないでしょうか

 

そこで今日は

ハンドクリームの選び方と塗り方」についてご紹介します

 

まず、ハンドクリームの選び方です。

ハンドクリームは、大きく分けて

ビタミン系」「保湿系」「尿素系

の3つのタイプに分けられます。

 

ビタミン系は、

ビタミンEやCなどビタミンが含まれたタイプです。

ビタミンには血行を良くして冷えを改善する効果が期待できますので、

手荒れがひどい人や手の冷えが気になる人などにおすすめです

 

保湿系は、

ヒアルロン酸やセラミド、シアバターなどの

保湿成分が配合されているタイプで、

保湿を重視したい人に適しています

 

尿素系は、

尿素が含まれているタイプです。

肌の表面にある角質層はたんぱく質でできていますが、

尿素はたんぱく質を分解して、

硬くなった角質を柔らかくする力があります。

そのため、角質が厚くなりごわごわするような人には、

尿素系がおすすめです

 

続いて、ハンドクリームの塗り方です。

ハンドクリームを効果的に使うには、

適切な塗り方をすることも大切です

 

まず、クリームの量ですが、チューブタイプの場合、

人差し指の第一関節分が目安といわれています。

多すぎるのもよくありませんが、

少なすぎても肌とクリームとの間に摩擦が生まれて、

かえって肌を傷つけてしまうこともありますので、気をつけてください

 

適量を手にのせたら、

両手で温めながら全体に少しずつ広げていきます。

ハンドクリームは温まると、

クリームに含まれる油分が溶けて肌になじみやすくなって、

しっかり塗ることができます

 

それから、両手の指を組んで滑らせるようにして、

指一本一本にもクリームを伸ばしましょう

指先や爪のまわりも忘れずに塗ります

 

ゴシゴシと強くこするのではなく、

優しくマッサージするように塗るのがポイントです

 

※この内容は2019年11月に放送されたものです

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インフルエンザ

 

インフルエンザは、

インフルエンザウイルスによって起こる急性の感染症です。

 

感染ルートは、主に飛沫感染接触感染です。

 

飛沫感染では、感染した人のくしゃみや咳を吸い込むことによって、

接触感染では、感染した人のウイルスが付着した手に直接触れたり、

感染した人が触った物を介したりすることによって、うつります。

 

インフルエンザに感染すると、

1日から3日ほどで、鼻水や咳、のどの痛みなどに加えて、

頭痛や腰痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状があらわれます

 

急に高熱が出るのも特徴です

熱は2日から5日続き、

熱が下がっても体力や気力が戻るには、

さらに1週間ほどかかります。

 

風邪とよく似ていますが、

症状のあらわれ方や進行具合などが異なります。

 

風邪は、年間を通じて発症し、

くしゃみや鼻水、咳などの局所的な症状

ゆるやかにあらわれるのに対して、

インフルエンザは、

冬場に多く、全身症状が急激にあらわれます

感染力が強く、流行すると多くの人が感染するのも

インフルエンザの特徴です。

 

インフルエンザに感染しないためには、

まずこまめな手洗いを心がけることが大切です

流水と石けんを使って、

手の甲や指の間、指の付け根、爪、手首までしっかり洗いましょう

 

インフルエンザワクチンの予防接種も対策の一つです。

 

ワクチンを受けていても感染することはありますが、

発症しても受けていなかった場合に比べて

重症化を防ぐことが期待できます

 

特に子どもやお年寄り、妊婦の方、

慢性の病気を持っている方などは症状が重くなりやすいため、

できるだけインフルエンザワクチンを接種することが勧められています

 

インフルエンザは例年12月ごろから流行し始めますが、

今年はいつもの年に比べて早くから流行しています。

まだ受けていない方は、早めに接種するようにしてください。

 

また、免疫の働きが低下すると、

インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。

バランスの良い食事十分な睡眠

ストレスを溜めないことなどを心がけて、

体の抵抗力を高めておくことも大切です

 

※この内容は2019年10月に放送されたものです

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カフェイン

 

カフェインというと、

コーヒーの中に含まれる成分として

思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

 

カフェインはコーヒーの他にも、

紅茶、ココア、緑茶、ウーロン茶などにも含まれていて、

私たちが日常よく飲んでいるものに含まれています。

 

このカフェインは

アルカロイドと呼ばれる化合物の一種で、

効能として一般的に知られているのが、

眠気覚ましなどの覚醒効果興奮作用利尿作用です。

 

カフェインは自律神経の働きを一定化させ、

集中力が高められ運動能力が向上するなど、

いろいろな効果が得られる成分でもあります

 

カフェインには利尿作用があるため、

身体の中に溜まっている老廃物が体外に排出されやすいので、

むくみ解消にも効果があると言われています

 

こうしたカフェインを摂取することは、

血圧を安定させる効果もあると考えられているため、

低血圧の人にも、高血圧の人にも良いと言われています

 

例えば、低血圧の場合、

心臓の拍動効果を高めてくれるため、血流が良くなります。

血行がよくなることで、血圧も上がっていきます。

 

高血圧の場合には、

カフェインの働きによって毛細血管が広がるので、

血圧が下がってきます。

 

このように血圧が正常に戻ることは、

体の健康のためにも良い影響が与えられていきます

 

ただし

こうしたカフェインは摂取した後、

すぐに効果が出てくるものではありません

 

体内に入り、血流にのって身体中を回り、脳に達するまでには、

およそ30分間必要と考えられています。

 

カフェインの効能は、適度な摂取で効果が得られるので、

効果をたくさん得たいからといって、

たくさんのカフェインを摂取するのは逆効果になります

 

カフェインを摂るときの注意が「依存性」です。

ただし、アルコールやたばこのように強い依存性はありません

適量であれば、毎日、お茶やコーヒーを飲んでいても、

カフェイン中毒の心配はありません

 

みなさんもカフェインの摂りすぎには気をつけながら、

楽しいお茶の時間を過ごしてください

 

※この内容は2019年10月に放送されたものです

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